📌 あわせて読みたい: 実装したあとの確認の勘所はAIに実装を任せた後、「動いた」以外に確認する4つのことへ。この記事はその手前にあたる、Spring Bootで最初のREST APIを作り、GET要求でJSONが返るところまでの最小構成だけを扱います(ログイン機能・データベース・デプロイは扱いません)。
この記事は、Spring公式ガイドの最小例にそって、プロジェクト作成からローカルでJSON応答を確認するまでの順序を並べたものです。
結論:最小の流れは「作成 → Spring Web → コントローラー → GETでJSON確認」
- プロジェクト作成 — Spring InitializrでGradleまたはMaven、言語を選び、DependenciesからSpring Webを選択します。
- コントローラー —
@RestControllerを付けたコンポーネントがHTTPリクエストを処理し、@GetMapping("/greeting")で/greetingへのGET要求をメソッドに対応付けます。 - 確認 — ガイドの例では、
http://localhost:8080/greetingへのGET要求に対してJSONが返ります。
この並び順は、Spring公式の最小例を初めて触る人向けに並べた本記事の手順です。ログイン機能、認可、データベース接続、運用上の安全性を完成させる手順ではありません。以下、順に見ていきます。
0つめ:JavaとSpring Bootの要件を確認する
Spring BootのSystem Requirementsによれば、確認日(2026年7月27日)時点のSpring Boot 4.1.0はJava 17以上を必要とし、ビルドにはMaven 3.6.3以上、またはGradle 8.14以上/9.xの明示的なサポートが示されています。これは4.1.0についての要件で、すべてのバージョンに同じ数字が当てはまるという話ではありません。
1つめ:Spring Initializrでプロジェクトを作る
Spring公式ガイドは、Spring InitializrでGradleまたはMavenと言語を選び、DependenciesからSpring Webを選択してプロジェクトを生成する手順を示しています。
2つめ:コントローラーを書く(@RestController と @GetMapping)
Spring公式ガイドは、@RestControllerを付けたコンポーネントがHTTPリクエストを処理すると説明し、例のGreetingControllerが/greetingへのGET要求を処理するとしています。さらに@GetMapping("/greeting")が/greetingへのHTTP GET要求をgreeting()メソッドへ対応付けると説明しています。
「どのURLへのどのHTTPメソッドを、どのメソッドで受けるか」を注釈(アノテーション)で示す、というのが最小の形です。
3つめ:JSONはJacksonが変換する
Spring公式ガイドは、Spring Web starterにJacksonが既定で含まれ、GreetingのインスタンスをJSONへ変換すると説明しています。返す値の形(idとcontentを持つGreeting)を用意すれば、JSONへの変換は既定の仕組みが担う、という流れです。
4つめ:起動して /greeting を確認する
Spring公式ガイドは、Gradleでは./gradlew bootRun、Mavenでは./mvnw spring-boot:runでアプリケーションを実行する例を示しています。起動後、ガイドの最小例ではhttp://localhost:8080/greetingへのGET要求に対して、idとcontentを持つJSON表現が返ります。
localhost:8080は手元(ローカル)で確認するためのアドレスで、そのまま公開URLになるわけではありません。

この最小例で「できていないこと」
この手順は、GET要求にJSONを返すところまでの最小例です。ログインAPI、認可、入力検証、データベース、テスト、デプロイは、この例だけでは完成しません。Spring Webを選んだだけで本番運用に適した安全設定になる、というものでもありません。次の疑問は、下の記事で分けて確認できます。
🔗 次に読む
- 実装したあとに「動いた」以外で確認することはAIに実装を任せた後、「動いた」以外に確認する4つのことへ。
- テストで何を確かめるのかはテストは何のために書くのか。AIが書いたコードほど「期待値」を先に決めるで確認できます。
- 仕事全体でAIやクラウドをどう使うかの全体像は生成AIの業務活用 完全ガイド(2026年版)へ。
※本記事は2026年7月27日に確認したSpring公式ガイド(RESTful Web Serviceの作成)およびSpring BootのSystem Requirementsの説明に基づく整理です。バージョンや手順は、必ず公式ドキュメントとご自身の環境でご確認ください。

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